当社では鉄鋼工場やプラント、板金加工業で使用されている工業用高圧ガスを取り扱っています。
工業用ガスの使用用途は普段私たちが使っている紙から宇宙に飛び立つロケットまで多岐に渡りますが、当社が取り扱っているガスは主に溶接や溶断の場面で活躍。
車や建物の部品を作ったり、解体する際には欠かせない重要な役割を担っており、目に見えないところから皆様の生活を支えています。
取り扱っているガスの種類
当社では溶接や溶断の際に使用されるガスはもちろん、様々なガスを取り扱っています。
酸素ガス
酸素は生命体の維持に必要不可欠な元素です。そんな酸素ガスを用いた酸化反応は、鉄鋼の切断加工に使われる溶断分野でも使われています。
ガスを使用する際に不可欠な酸素は現場になくてはならない重要な気体です。
当社では酸素ガス20本組カードル(横型タイプ)を30基装備しております。
アセチレンガス
アセチレンガスは全ての溶断ガスの中で最も発熱量があり、着火温度の低さのおかげで着火しやすくなっています。
また、燃焼範囲の広さと相まって火炎がコントロールしやすいといることから、優れた作業性を持つガスとして重宝されています。
アルゴンガス
アルゴンガスの主な使われ方は溶接です。高品位な溶接加工ガスとして金属精錬やアーク溶接に使われます。
特にアルゴンガスはステンレスを製造する製鉄所で大量に使われ、自動車の薄板などの部品を作る際に重要な役割を担います。
窒素ガス
窒素は空気中の78%を占めており、常温では化学的に不活性で他の物質とは化合することはありません。
主にレーザーでの切断等無酸化での用途に利用されます。
炭酸ガス
炭酸ガスは近年炭酸ガスアーク溶接で注目を集めています。
炭酸ガスアーク溶接は溶接スピードが速く、溶け込みが深いことから作業効率が良い点が魅力です。薄板の溶接でも活躍している今後活躍の機会も増える可能性があります。
上記以外にも、レーザーガスや工業用プロパンガスなど幅広く工業用高圧ガスを取り扱っております。